20200628_武豊町 別曽池公園周辺ホタル撮影

前回の宿題 野生のホタルを探しに。

撮影日:2020年6月28日(日)
撮影時間帯:8:00-21:00
気温:24-28度
風速:北北西 4 ~ 2m/s → 西 10.0m/s
湿度: 87-75%

pakapakaumaです。

この機会に確かめておけば来年からの行動にセットできるので、選択肢を増やすべく冒険してみました。



行動開始の8時ごろは雨。
半田緑地公園でちょっと待機。ここに来る前には亀崎港で雨撮りの練習をしていました。はやく動画で雨を題材にしたものをやりたい。

待機場所としての車内はボチボチと仕上げています。
とりあえずはカーテンの準備のみしました。





運転席側と後部荷室の間に間仕切り。
一応は個室になりました。夏場はここで寝るのは苦痛なので、主に冬季に向けて準備していきます。


目的地の武豊町別曽池公園には10時半に到着。
いつもは振り向かない公園入口の反対側に広がる景色。
けっこう内陸寄りにある公園なんですが、真っすぐ海側まで見通せます。




武豊町のホタル観察会自体はそんなに長い歴史があるわけではないようです。
指導員の方が知ってみえる野生のホタルの生息地を当たって砕ける覚悟で紹介されている様子。どうも記録を見ている限りでは試行錯誤の連続で、毎年場所を変えながら実施されている感じでした。

この付近にとある年の観察会の集合場所となっていたという、市原農村広場があります。ホタル観察会の記録ではここから徒歩圏内ということなので、歩いても公園の端まで行くくらいの距離となります。
周辺は田んぼと水路です。ガッツリ草刈りをしていない様子からなんとなく期待できそうです。



恐らく居るとしたらこんな水路かと…。



夜まで待つことになるので公園内と周辺散策で時間をつぶすことに。
そういやぁここも紫陽花の季節でしたっけ。すっかり忘れておりました。





雨上がり直後ということもあり、いい感じでした。
紫陽花が少しでも濡れているだけで梅雨っぽさ。


車をとめていた場所では蝶がお出迎え。
なんて名前の蝶なんでしょう。このあたりは詳しくないのでまたの機会に調べてみることにしましょう。日々宿題がたまります。





名鉄線路が池のすぐ横を通っているのですが、ここを電車が通過するところを見たことがなかったように思います。いつもタイミングが悪かったんでしょう。






お昼が過ぎ、この日の最高気温の時間がやってきたころには水分が底を尽きました。コンビニへ買い出しに行きます。

水分に塩分と、夏場の撮影では一回の行動に対する食費がかさむ傾向にあります。
カメラが道楽といわれるのも分かる気がしました。機材を買うお金だけがあればいいのではなく、それを持っていろんなことをやるには自由に使える時間と気力、体力とそしてお金です。まぁ趣味全般に通じることではあるんですけどね。

なんか暑くてやる気が出なかったので、珍しくコンビニ本なんかを買って夕方まで読んでいました。俗にいう物欲雑誌です、アウトドア系の。
商品紹介ばっかりなのでそのあたりは飛ばすとして、コラムとかを読みながらあぁそういうのあるよねーってひとり納得していたりしました。
「いつかやりたい は一生やらない」っていうやつが刺さりました。そりゃそうです、ほとんどのひとは妄想するけど行動しないんですから。



さてそんなふうに休憩しながらぶらぶらしていたら夕焼けがきれいな時間になりました。



公園の外周をお散歩。
裏側っていったらいいのか、知多半島道路の向こう側です。
ソーラーパネルが点々とありました。山が切り崩されています。

こういうところにもホタル居そうな気がするなぁと考えながら山側を歩きます。



立ち入りを拒む看板もなく、どんどん山を登っていき気付くとかなりダートな路面になっていました。これ以上池から離れてしまうと戻るのが大変なので引き返し。



天気が悪い日とか薄曇りの日にぶらぶらしていると、思いがけない空の焼け方をする日があってこういう空を撮るのもささやかな楽しみのひとつです。




長いこと引っ張りましたが、先ほどの田んぼエリアへ戻ってきました。
時刻は19:30頃。
そこから川沿いを目を凝らしながら歩くこと1時間半。

予報とは風速が変化したようで、21時頃には風速10mとなかなか強くなってしまいあきらめ半分の頃にようやくご対面。





ここへ来た時に目をつけていた川の茂みに一匹だけおりました。
まぎれもなくこの光り方はホタルです。



撮影するには距離がありすぎてほとんど点なんですけど、根気よく探した甲斐がありました。素直にありがたい。


世間のイメージは無数に舞うホタルというイメージでしょうから、こんなんじゃ物足りないっていう方も多いはず。でも、こうして野生のホタルが見られる場所というのも当たり前では無くなってきている現状なので自分としては嬉しい限りです。
これでまた一個、宿題は消化です。

知多半島の内陸を攻め始めてまだ間もないので、地道にこういう場所を探していけたらと思います。





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