■撮影記録
【常滑市】
撮影日:2019年11月2日(土)
撮影時間帯:15:30-19:00
気温:19.9度→17度
風速:西 1.5m/s
湿度: 49%
月齢5.0
pakapakaumaです。
霜月 11月に入りました。
夕焼けを眺めに常滑へ。
●Googleフォト
20191102_常滑市 みたけ公園
秋ももうそろそろ終わりです。冬の入口にさしかかる頃、知多半島は紅葉を最後に色の無い景色へと移ります。
それと交換条件に、空気が澄んできて朝焼けや夕焼けがきれいになってきます。
この秋においては、日没があっという間という感覚にちなんでこんなことがよく言われます。
「秋の日はつるべ落とし。」
ほんとうに早いんですよねぇ、沈み始めると。
まだ明るいと思っているといい時間は一瞬で、すぐ暗くなってしまう。
今まで入りの時間を幾度も失敗してきたので、余裕を持ってゆったりと日没の景色をみられる場所へ向かいました。
15:30 常滑市のみたけ公園へ。春以来です。
冬用の上着を持ってきてはいたのですが、パーカー1枚で済むくらいの陽気でした。
公園内には柿の木。自分でむいて食べるほど好きかといえばそうでもないのですが、干し柿は好きです。これからが楽しみ。
いつ来ても静かな場所です。
設営完了です。ラジオを聴きながら日没を待ちます。
機材周りは今回以下のような構成。暗いレンズたちで、ダブルズームキットのようですがこの日には必要十分。
・Canon EOS7D
・Canon 35-80mm/4-5.6
・Sigma 70-300mm/4-5.6 DL MACRO SUPER
・TC-80N3 TIMER REMOTE CONTROLLER
・Manfrotto MKBFRA4-BH
・モニタールーペ
・LP-E6N 3本
日没後が寒いので、もう冬用のマウンテンパーカーと防寒パンツを使い始めました。まだ周りをみると皆薄い服装で浮きますが、風邪をひくよりはマシです。
おやつは500円までで。
だいたいの構図が決まりました。
奥がセントレアの管制塔で、手前が常滑市樽水町付近になります。
太陽が一直線上にあるので、逆光で分かりにくいですがおそらくここがいい感じになるのではないかなという淡い期待。
風がおだやかで心地よいです。
高いところというのは、街のかたちがよく見えます。
場所を探すのはインターネットですぐできてしまいますが、風景撮影ではそればかりで完結しないところがあるのも事実。
地図でみると平坦に見える住宅地も実際には高低差があって、山の高さや海の様子も想像することが難しい。過去の画像もたくさん検索できますが、現実であって現実ではないのです。
自分が向かった時にはもしかしたらタワーマンションが建っていて景観が変わっているかもしれない。車や人の量も違うかもしれない。天気がいいと思っていたら全体的に霞んでいるかもしれない。ひとつひとつの小さな事柄を合わせてみると、あっけないくらい見え方は変わるものだと思います。そんなことを現地で眺めながら確認できるところが展望台のよさではないですかね。
目論見通りいい位置に太陽が居ます。
まだまだ絞っても逆光が辛い時間ですのでもう少し待ちます。
シャッタースピードを稼げる時間になってくると、手前の住宅の露出がマシになってきます。HDR撮影とか使えばいいじゃないっていうのもありますが そういうものではなくて、一枚でなんとかしたい気持ちがあります。
飛行機撮影の方の情報を漁っていましたが、ここから飛行機を撮ることになるとレンズが大変ですねぇ。300mmテレ端でこんなサイズ。要るなら500mmとか?いやテレスコか?
飛行機をやるつもりはあまり無いのですが、これも分野ごとの専門性ですねぇ。
勉強になります。
16:45頃 無念。滲んでますね。
こういうのも眺めてる分には悪くないのですが。
まあ翌日の雲量が多いということなので、予想はしていましたがお日様は不発。
で、本題はここから。目視ではだいぶ暗くなってきているので、スローシャッターを使います。
こんなもんでしょう。満足です。
それにしてもセントレア、こんなにきらびやかでしたっけ。手前の住宅地とは対照的です。もっと暗かった印象がありますけど、この数年でいろいろ建設されましたからねー。
月齢は5.0。星を撮るには条件がいいほうではありますが下のほうが霞んでいるのでお試し程度に83枚を比較明合成。
んー、薄いですね。
寒くなってきたのでまたの機会に。
これからは魔法瓶水筒にお湯を入れてホットコーヒーが必要になりそうです。