20200219_動画投稿サイトのあれこれ

長い間youtubeという場所に住んできた中で、この頃思うことも溜まってきたのでちょっと吐き出させてくださいな。 最近の流れをあまり好ましく思っていないっていう内容なので読むのは自己責任でお願いします。

pakapakaumaです。


youtubeへの動画投稿は中学3年の頃からになります。10年以上、飽きずに続いているのは自分でも驚きます。ちなみに、自分はyoutuberではなく 「動画投稿者」です笑 ここは念をおしておきます。化石です、化石。

youtubeが立ち上がった当時は、まだフラッシュ動画と呼ばれるアニメーションが全盛期であった為、ビデオカメラで撮ったような映像がネットに投稿されるのは稀でした。
なので、動画の内容もホームビデオの延長線にあって ある意味平和なものでした。


それから僅か数年で恐ろしいほど変化しました。
今や映像の分野では法に触れるものを除きほとんどのジャンルを網羅しているようにも見えます。検索をかければだいたいのものを観ることができ、日々のよい暇つぶしになります。

ところで、この頃の youtube めちゃくちゃ違和感があります。
トップページを開けば過去の検索履歴や視聴履歴に基づいたおススメ。まずこれが邪魔で、一度そこでループするとしばらく抜けられない。
あとはお金のにおいがする企業のプロモーション。最近では youtuber が揃いもそろって同じような動画を上げています。検索しているはずなのに誰もが似たようなサムネイルで、なんだか検索できていないような気にさえなります。自由に選択できるはずが、内容も差が無く実質選べない。

ほかには再生回数やチャンネル登録者数。
数千回からがスタートで平均して数万回無いとまるで生きていけないかのような世界。本当に評価されている動画ならば問題ないのですが、一昔前では考えられないくらいにスタートラインが底上げされています。一方、地道にやってみえる方といえばよくて数百回再生。数に関しては外部サイトで購入できるとのことなので、そういう点では1再生あたりの数に対する価値が暴落している状況にあります。数が絶対の指標という前提が狂い始めているようです。
買ってまで評価されているように見せかけたいというのも笑ってしまいますが、これが現実というのも物悲しいもの。



娯楽の為の場所がいつの間にか市場化していて、競争が当たり前となり、しまいには「チャンネル登録と高評価お願いします!」なんて頭を下げているわけです。それってお願いして押してもらうものなの?というこれまた素朴な疑問。いや、恥ずかしいとも思わないならいいんですが。

動画の中身を観にいく前段階で、そんなどうしようも無いものを見せられるわけですから、正直疲れてしまいます。 あぁ、おなじみの層がまたやってる…って。

昔はよかったなんて言うと、ある種の僻みや時代についていけていない懐古主義者と思われてしまうかもしれませんが、この状況はどちらかというとおかしい方向に進んでいると思っています。これも一つの在り方なので、真っ向から全否定はしませんが、正直残念でなりません。もっとお金のこととか、評価のこととか、他人と過度に競うことを考えないで各々が各々の方法で動画投稿することを楽しんだらいいのにって。

長く見ていると変わり方の方向に思うこともボチボチ出てくるのですよ。
まぁそんなことを思いながらもyoutubeに身を置いているわけではありますが。
ほかにも動画投稿サイトはあるにはあるんですが、youtubeが大きく育ちすぎてしまって移動できないっていうもどかしさもあったり。


あと数年我慢したらもうちょっと落ち着くだろうか…その前にどこかのタイミングでパンクしてサービス自体が終わるっていう最悪の結末を迎える可能性もありますが笑


ありがとうございました、ちょっと吐き出せた気分です。


しかし、まぁこんな状況のyoutubeさんなので せめて自分は疲れさせないようなものを投稿したいですね。主張が強い動画があふれているから、主張しない息抜きになるようなものを作りたいです。これも風景映像の分野を選んだ理由のひとつ。

もし何かを検索して疲れたら、うちのヘッポコな出来の風景動画でも流してる間にお茶でもすすってくださいな。それくらいしかできませんが、youtubeに長く住む人間ができる僅かながらの提供です。

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