■撮影記録
【半田市】
撮影日:2020年1月26日（日）
撮影時間帯:14:30-17:15
気温:10度
風速:南西 2.1m/s
湿度: 66%
pakapakaumaです。
この日はふらっと武豊線の半田駅へ。
都市計画の資料を漁っていたとき、「連続立体交差事業」というものが目に入りました。
簡単には鉄道の線路を高架にしてしまうというもので、踏切が多かったりする地域の諸問題を解決する手法のひとつとして計画が実施されます。
半田市では 平成20年から平成39年度（2027令和9年）の計画でJR武豊線の駅のひとつであるJR半田駅周辺が変化します。同時に半田駅前の土地区画整理事業も関連事業として計画されており、完成イメージ図では完全に駅舎が高架となるようです。
計画時点での総事業費は192億円(内 都市側負担183億円 鉄道側負担9億円）
半田市の鉄道高架とまちづくり（半田市公式HPより）
https://www.city.handa.lg.jp/shigai/machi/toshi/shigaichi/tetudou-matidukuri.html
自分はこの区間は乗車すること自体が少なかったのですが、学生の頃からよく周辺を移動していたこともあり、何かと思い出がある景色です。
まだ約8年ほどあるので、そんなに急ぐ必要も無いのですが この辺りの印象もガラっと変わりそうなので現時点の記録をしておこうと思い撮影に向かいました。
「東西交通の円滑化を促進しよう」の看板。半田駅から線路をくぐり、知多半田駅側にあります。
この看板、けっこう長いことここにあるはずなんですけどあんまり気にしてなかったなぁと思います。
周辺は線路沿いにキッチリと沿って道路が舗装されています。
すると、大き目の踏切がある地点では譲り合いで渋滞が発生します。
特に下のような踏切前が交差点の場所など。これはまだ大きい踏切の部類なのですけど 古い民家が多い地域なので、狭い道路の先が線路の場所は大体小さな踏切があります。
普段の移動だけでも武豊線東西に待ちが発生する状況です。
他には半田市の山車祭りなどイベントがある場合、各地の山車が移動するとき下の写真のような状態になります。（2017年10月 同地点）
電化されていないディーゼルの時代はこんな作業無かったのでしょうが、山車の高さがギリギリの場合安全のためにカバーを設置します。高架になった場合はこの高さを見越しての建設となると思われるので、かなり高い位置で電車が走ることになりそうです。
下写真では、向こう側に駅方面までのびる空き地が存在するので 用地の取得が済み次第そこに基礎ができるのだと思われます。
空が広いです。
20年くらいこのあたりをウロウロしていても、半田駅の場所がピンポイントに分からないくらいには高い建物というか目印になるところが少ないのですよねぇ。
唯一あるとすればミツカン本社とNTT西日本半田ビルの鉄塔くらいでしょうか。
半田駅自体の高さもほぼ民家と同じくらいで周囲に埋もれています。
駅の価値といえば、ここは木造なんです。
こういうのが好きな方からすると名残惜しい8年にもなりそうです。
最後のさいご、どれくらいの方がこの半田駅を拝みにやってくるかは分かりませんが、そういう特別な時は沢山情報が残ることでしょう。ではなく、現役の今だからこそ記録を残しておく必要があるんじゃないかなと思います。
駅前ロータリーまでの道路は既に整備されています。
向こうに見えるのがミツカン本社で、半田運河を渡った向こうには市役所等の主要な建物があります。
反対側の名鉄知多半田駅付近も区画整理等が行われ、この道路幅が機能するのもあともう一歩。どうしてこんな中途半端にきれいなんだろうと、その昔思っていましたが今ようやく繋がった感じです。
すでにクラシティ半田があるので、半田駅側に新しい商業ビルが建つことは考えにくいですがこんな感じの駅になるんですかね。
一本駅どうしをつなぐ道ができるので、古いやりかたですが商店街ってものが復活するのかもしれませんし。可能性はいろいろ。
建物の隙間から見える景色に高架の線路が見えるようになるんですねぇ。
あんまりその感じが想像できないんですけど、名鉄の太田川駅の時もそうでした。あれだけ変わってしまうと、もうどうだったか忘れてしまいます。
今日も踏切の前は混んでいるご様子。
久しく武豊線は乗っていないのでたまにはローカル線の旅なんてのもいいかもしれないなぁ。乗って残そう地域の足。
こういうシリーズを作り始めると撮り鉄の分野に足を突っ込むことになるので、うーんってなりますが ひとまずコレはこれとして一本短いのを。
全編iPhone11Proで撮影しました。スマホ変えた話はまたどこかで。
ああ、個人的な要望なんですが自動二輪車400ccとかも駐輪場に停められるようにしてほしいです…有料でもいいので…切実に。