久々に自然公園へ。
撮影日:2020年12月6日(日)
撮影時間帯:8:30-9:30
気温:11度
風速:北北西 5m/s
湿度: 68%
pakapakaumaです。
桧原公園での撮影の後、少し仮眠をしていました。
周辺を通るには通るものの、あまり来てなかったのでこの頃はどんなもんかなぁと。
ここに来たのも、もう一つ理由があります。
「自然公園 紅葉」で検索をかけられる方が多いようでしたので、そんなにワサっと紅葉ではないことを改めてお伝えしておかなければなりません。
ここも知多半島中腹部の「山」に位置する公園です。
公園内部は全体的に見晴らしがよいわけでもなく、そのまま山ですから9割は樹木です。
散策路に部分的にある下写真のようなものがパッと見た目きれいな紅葉です。
ほかの樹木は常緑のものが多いようですが、遠くから自然公園を眺めると黄色っぽい色合いの葉も確認できましたのでココはその系の木があるにはあるのだと思います。
公園外周は別曽池公園へとつながる道があります。
あまり乗用車で通過することを勧められる道ではありませんが、この付近の地形の特色が垣間見える地点となります。
南知多道路が真横にあります。味噌のまちと言われている武豊町ですけど、それよりも構成する多くの要素が内陸部の緩やかな山であり、町内の大き目の公園や壱町田湿地のような場所は割と内陸にあって、そのほとんどが南知多道路沿いにあるイメージです。
自分の中での武豊のイメージは昔から山という感じでしたけど、今でも上記のような理由から「山」であると思っています。
特筆すべき事項があるとすれば、この地点付近より南部は「里山」がある程度残っているという点でしょうか。まるで北部からの開発の流れを遮る結界でも張っているかのように。半田市あたりまでが宅地開発、市街地開発で平坦になっている訳ですが、その昔の資料ではこのタイプの山が北のほうへずっと続いていたといいます。
昨今のそれぞれの街の長期計画を見る限りでは、内陸に過度に手を付けない取り組みが見受けられます。その代わりに東西の交通に関して貧弱である為、幹線道路の整備が計画されているようです。
展望台からは常滑側の景色が一番よくみえます。常滑側で見えているのは坂井のあたりと思われます。武豊町側はというと、目の前にゴルフ場でそのだいぶ先に竜宮あたりが見えます。(発電所煙突)
この一帯は傾斜の強い山では無い為、ストンと切り落としたように崖があるタイプの景色は望めません。が、コレが航空写真で見たときの緑色に見える内陸部のソレなのです。
知多半島南部にある内陸の展望台としては、知多湾側の障害物の無さでは上位にあると思われます。
駐車場真横にあるソーラーパネル。眺めではここが一番いいのかなぁというのも展望台があるはずのこの地点の笑い話。他にも常滑側に関してはここに来るまでの間の道路からも眺めの確保された地点があります。(ただし、抜け道として利用される裏ルートです。うねった道路で見通しが悪い地点が多いので、日中は車両が退避できる場所がありません。)
話は脱線しますけど。
このあたりもソーラーパネルが増えてきました。自然に対する環境問題、生活に関する環境問題等いろいろとご意見があるのはこの頃目にしておりますが、では天然資源も原子力も風力も潮力もはたまた太陽光もダメってなったら一体どのように我々は電力を賄うのでしょう。無いと困る が、目の前にあると困る。この落としどころはどこにあるんでしょうね。
と、内陸をぶらぶらしていて考えるのでした。
この後は海沿いの続きで南知多町へ南下します。