20201206_知多半島の海側を巡る04_南知多町_【西3/4】

■撮影記録
【南知多町】
撮影日:2020年12月6日(日)
撮影時間帯:13:00-17:30
気温:15度→14度
風速:北西 5m/s
湿度: 68%

pakapakaumaです。
「海側を巡る」の4回目 04南知多町の西側です。

2019年11月には知多半島の4分の2の範囲、東側を終えました。
それから丸一年ほど空いてしまいましたが、西側へ手をつけていきます。
それと、改めて書いておきますがこのブログは読み手に対する利便性は一切配慮されてませんのですぐにピンポイントな情報が欲しい方はそういうのを作ってる方のところへどうぞ。


04_南知多町の海側(西)

東側の回では師崎までの範囲を巡りました。
南知多町の西側は、方角では西というより南に面していますが細かいところは置いておきます。師崎港前の交差点からスタートします。この回の移動は自転車です。
南端から以下の順に移動します。

・師崎
 ↓
・豊浜
 ↓
・山海
 ↓
・内海


●師崎

東側と比べた西側の師崎は海-道路-山のイメージです。
堤防は大人の身長でいう胸の高さ。車両が退避できるポイントがあまりありません。

歩道は無く、自転車や歩きはかえって車両の邪魔になるほどに路側帯の幅は狭いです。
景色は良好ですが。朝日や夕日などの撮影でこのポイントに来る場合は、師崎漁港のコインパーキングが公に言える唯一の駐車場と言えそうです。

先ほどの地点より南側を向いた景色です。
消波ブロックの目の前は浅く、海藻も少ないのか天気の良い日中は底が見えます。


●豊浜

師崎の海沿い道路区間を出ると豊浜に入ります。
車で走ると割とあっという間なのですが、記録を書いていて思いのほか広いことに気付きます。

南端を過ぎて最初に見える港が小佐漁港です。
住宅が少しと水門、山側(農地)へ登る坂が2ルートほど。

小佐漁港に関して写真が不足していたので、帰り道の時刻の写真を載せます。
この地点の駐車場は漁港横の公園に10台程度です。少しばかり気になった高台があったので、そちらはまたの機会に。

小佐漁港を出てすぐに まるは食堂があります。バイクでのマスツーリングなど、目的地のひとつになりやすい旅館です。

このあたりに入って整備された歩道が出現します。

荒磯松園地より豊浜漁港。
南知多町の西側においては一番大きい漁港です。

朝早くから夜遅くまで釣り客で賑わうのは豊浜海釣り公園。
夏にはこの場所から花火が上がります。
魚ひろば等、年間通して人の往来が絶える時期が無い印象です。

沖には小舟もちらほら。

メインの道路がこちら。基本的に飲食店は日中の営業で24時間の店舗はファミリーマートのみです。師崎フェリー乗り場から豊浜までの区間でコンビニがある地点はこの場所だけになります。

スーパーマーケットはご当地スーパーのヤナギ。
知多半島の南部においてはヤナギが主勢力となります。南知多町には大井・内海・豊浜の3店舗で会社の事業範囲は多岐に渡るそうです。
知りませんでしたが、コンビニの営業を12店舗されているようです。

全体を見渡すことができる高台は現在知る限りで3地点。全て記録は書いてありますので気になる方はブログの検索窓から過去の記事を検索ください。どこもアクセスの面では一癖ありますが。

・荒磯松園地(一番海に近い)
・貝殻公園(一番高い)
・土御前神社(一番内陸)

 

中州漁港近辺の風景です。
こちらの漁港内へは入っていませんので写真はありませんが、雰囲気としては小佐漁港よりも少し大きく、解放感のある港です。

この地域の主要公共交通手段となる「海っ子バス」。知多バス・名鉄は範囲外の場所です。町内160円、町外含め300円、一日券で大人500円と移動距離に対しては良心的な値段設定と思います。

豊浜の端、山海に入る手前です。
ここから砂浜が見え始めます。


●山海

山海からは漁港色が無くなります。

障害物はほぼ無くただただ海です。
これが美浜の北部、常滑あたりになると目の前にはセントレアがどうやっても見えるのでその存在を意識せず伊勢湾を眺められるのは南知多町の特権かもしれません。

山海海水浴場を象徴するのはイルカの監視塔。
こういうのがあると、地点ごとに特色のある写真や映像が撮れるのでありがたいです。

海水浴場の全体です。
海の向こうに見えるのは渥美半島。

三遠伊勢連絡道路って結局頓挫したんでしたっけ。
もしその計画に可能性があるなら、下写真の水平線 左から右にかけてうっすら橋が見える未来があるってことなんですが。

内陸を向くとまぁまぁ山。
平地になっている場所はほぼほぼ田です。

このプール旗みたいなのの正式名称ってなんていうんでしょう。
海水浴場にはだいたいありますが、プールのソレとは明らかに用法が違うと思うんでずっと気になっています。

 

冬の海は別の生き物でにぎやかです。

おそらく山海の端になるであろう場所が まるはドライブイン。
このまるはリゾートのある目の前の山が「高峯山」というのですが、もともと名鉄のテーマパーク「内海フォレストパーク」があった場所になります。知多半島最高峰の山で128mと近隣の山に比べても見晴らしはよかったと思われます。
まだうっすらと斜面にロープウェイの名残があります。現在はというと、山自体に登れる訳でもなく太陽光発電の為の敷地になっており、立ち入ることもできません。

そのロープウェイのゴンドラがこちら。
2016年に撮影したものなので、もう無くなっているかもしれませんが常滑市内に2台転がっているのを見つけました。新穂高と書いてあるので撮った当時はあまり深く考えませんでしたが、他の方のブログを見る限り稼働していたものと思われます。


●内海

内海の地名になる最初の場所には「つぶてヶ浦鳥居」があります。

意図的に昼間に来ることは無かったですが、ここの砂浜は広いんですねぇ。
潮が満ちたときにしか見たことが無かったもので、もっと狭い場所かと思っていました。
写真の方は日没~をお勧めします。

千鳥ヶ浜海水浴場です。昼間の内海に来ておかないとなぁと思いながら数年。

県内の他の砂浜(渥美の太平洋側)に比べたら総距離では短いのですが、遊ぶことに特化した場所という面では完成されていると思います。そして、知多半島の多くの砂浜が「潮干狩り場」なのに対し海水浴(遊泳)メインに整備されている内海のような場所は意外にも少ないのだなぁと感じました。

県内、県外問わず海水浴場ってこういう景色なんですがこれも流行りとかあったんですかね。ビーチは湾曲していて、砂浜の目の前に山があって、古くからやってる旅館なんかがある。お土産物屋さんと、海の家と、最近ではちょっとおしゃれなバーベキューハウスとか。おそらく地形的なところでこういう性質の場所が海水浴場になりやすいっていうのはあるんだと思いますけども。

もし、今の人々が昔のやり方にとらわれず全く新しい海水浴場の提案を出すならどんなものになるんでしょうか。やっぱり海外に憧れた提案とかになっちゃうんですかね。

街のほうから流れるこの川は昼間はなんてことないんですが、夕方とか朝早くとかに綺麗に色付くタイミングがありまして。いつか撮ってみたいと思いながら未だやれてないことのひとつです。

内海の端、内海新港は釣り客とビーチ利用者の半々か 釣り客の方が多いか。
シーズン中は有料になります。それでもしっかり埋まってしまうんですからすごいものです。

この場所から先1kmほどで美浜町となります。地名としては下写真の中央に見える白いホテルまでが内海ですが、自転車でまた聖崎公園まで帰らなければならないのでこの回はこれにて終了。

最後に内海のメインストリートと俯瞰を載せておきます。

ドラッグストア・スーパー・コンビニ・100円ショップ・ホームセンター・交番・ファーストフードなどほとんどがこのエリアで済ませられます。
南知多町内においてもここまで密集しているのは内海だけだと思われます。
困ったら内海か反対側の大井まで出ればなんとかなります。とだけ書いておきます。

■おまけ

帰り道に撮った夕日です。
と、この回で載せるまでもなく西側は割とどこでもきれいに観られるんですけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。