近況。ここ2か月分の日記です。
pakapakaumaです。
3月ごろから私生活のほうが忙しく、なかなか思うように撮影へ行けておりませんでしたので月あたり1本動画が作れればいいほうでした。一応は欠かした月は無かった模様。
今年は4月に車検がありましたので、ユーザー車検用整備で3月は車をいじっていただけのような気がします。ちまちま消耗品は交換していたので、気がかりだったのは足まわりのダストブーツだけでしたが、こういうものはプロに頼むべきですね…。
セルフ交換してみようと交換まではいい感じに済んだのですが、どうにも元に組み直せなくなってしまいました。(ドライブシャフトが抜けてしまいロアアームを正しい位置に差し込めなくなった)土砂降りの雨の中、2日間格闘してみましたがダメです。自走不可で詰みました。
購入店の整備士さんに電話で相談したところ、いろいろと事情を汲んでくださりお店とは関係なしに出張作業していただけました。ドライブシャフトはめ込み+ロアアーム組み上げで1万円。本来、DIYの失敗で自走できない状態の車両を整備工場にレッカーするだけでも額が予想できないのにとても良心的な言い値で対応いただけました。
勉強代ですね。というか、今回は整備士さんの心に救われたわけですので感謝しなけらばなりません。プロが存在するというのはこういうことなんだと感じました。
3月31日に無事ユーザー車検が通り、その翌日にちょっとだけ桜の動画を撮ったのですが その後は疲れ切ってどこかに行く気分にもなれず自宅で休養。地元のお稲荷さんで桜の撮影していたら区長さんと仲間の皆様のお花見に混ざることになったのは笑い話です。いろんな地元の事情を聞かせてもらいましたので、収穫はありました。
4月16日には知多市の岡田春まつりへ山車まつりの撮影へ。
岡田へは何度か行っていたものの、まだ山車祭りは撮れておりませんでしたので向かったわけですが、下調べが足りておらず規制事項に目を通せていなかった失敗がありました。
失礼は承知で書きますが、フォトコンテストに全く興味が無かった為募集要項を読んでいなかったのです。
例祭の朝に「撮影者」にはコミュニティーセンターで事前説明を行うっていうのも実情数える程度の人数しか集まらず。「フォトコンテスト参加者」ではなく「撮影者」とするならばスマートフォンで撮影を行う人も招集のはずなんですけどねぇ。
どうもその募集要項の末尾に三脚・一脚・脚立の禁止が書かれていたみたいなんですが、その事実を例祭の前日、宵宮祭で知りました。この頃の感じからするともしかしてのこともあるので、三脚はやめて一脚を持ち込んだところ駐在さんから声がかかりそのお話を聞きました。
この宵宮祭の日は雨天でしたので、ほぼ関係者のみで行われていたこともあり半分くらいお目こぼしいただいていたことは確かではありますが…前日に現地の状況を把握しておくというのは大切だなぁと。(接地する系はダメ。自撮り棒もダメっぽいみたいな感じでしたのでジンバルとかもNGかなぁ。)
帰宅後、ありものだけで作ったショルダーリグ。これをリグというのかっていうのは置いておいて、今回はこれで対応するしかないという感じです。
肩と胸に押し当てる形でホールドします。油断してると回転するのでその方向の力の入れ方は多少コツが要ります。
今後まつり系は足で稼ぐ系のハンディ前提で行ったほうが無難かもしれませんねぇ。
人混みに突っ込んだり、先回りの為に離脱したりを繰り返す中では正直なところ三脚・一脚は本人からしても邪魔ですから。4Kで撮っているなら編集で多少クロップしてスタビライズすればなんとかなりますし。
ただしかし、より一層動画撮影のハードルが上がっているような感じがします。
全面撮影禁止ではないだけまだ良心的であると捉えて、ドM精神とともに歩んでいくしかなさそうです。まぁそんなことを言いながら通常日はガッツリ三脚使うんですけどね。
そんな感じで全身の筋肉と仲良くなりながら撮った動画です。
岡田の春まつり自体は大変すばらしかったです。
だからこそ、どうせ撮ってアップするなら生ぬるく撮るのは失礼ですし、可能な限りきれいな形で残したいというのが僕のエゴです。
という想いとは正反対に、撮影にまつわる環境は年々厳しく変化してきています。
なぜ撮影者に対する風当たりがここまで強くなってきたのだろうと、去年の花火大会頃からずっと考えていましたが、仮に自分が主催側・責任者であった場合を想像すると納得できるような気もします。つまるところ、「不都合なことが発生した際の責任の所在」なのかなぁと。
(これに近いのは、禁止看板だらけの面白くない公園になっていく流れ)
このあと常滑では大野まつり、半田では潮干祭が開催されるので当然に行くものとしていましたが、前述のような規制をかける建前と本音を妄想していると、なんだか気付いてはいけない部分に気づき始めているようにも思い、この2件については頭をリフレッシュさせる為にごめんなさいしました。
その後はタイムラプスなんかも撮りに行きましたが、ちょっと撮影はお休みして5月は遊んでます。
主にギター弾いて遊んでるだけですが、時間もあるので社会心理学をちょっとかじっておこうかなと本を買い読み始めました。知多半島という単位で撮影を行う中で、社会心理学はなかなか密接に関係してきます。祭りはその傾向が顕著ですが、同じくらい風景にも関係してきます。まだ読了できておりません。
ほかにはパソコンまわりのこととか。
モニターアームを上下2段配置用に購入。余った既存のアームで縦モニターとし、3枚です。
この配置やったことなかったのですが、贅沢にも全画面表示で3画面開きっぱなしというのができるんですねぇ。
で、この構成にしたいって思ったのが動画編集とかDAWのとき便利っていうのと、もうひとつ。最近流行りのAI。
その中でも自分の分野と近い画像生成AIを触っておこうかと、また新しいことを初めてみたわけです。そしたら作業数が意外と多く、画面の数や配置を考え直す必要が出てきたので結果的にこの構成になった感じです。(タスクマネージャーやコマンドプロンプトは常時開きっぱなし。text-to-imageで普段表現しない英文打ち込むので英語の翻訳でgoogle翻訳常駐 とにかく画面が何枚でもほしい。)
個人的にはAIとか、機械学習とか、自動化とかは「人間が考えながら行う楽しみ」が半減するのであまり好きではないのですが、既に商売化が加速している・この分野で権利系の問題が感情面で燃えていると聞き、全く触らない間に自由に遊べなくなるような気がして自宅PCに「stable diffusion」のローカル環境を作りました。
主目的は必要なソフト類を入手できなくなる前に確保しておくことと、4GBのグラフィックをどの程度いじめられるか実験という意味合いが強いです。
使った感想ですが、うちのマシンでも適当なクオリティで生成するなら1枚5分もあれば作ってくれます。手で描くより断然早いです。書くのがダルい人からすればそりゃあ便利かもしれない。学習ぶん回せば版権モノも再現してくれるときたら、従来二次創作の分野に頼るしかなかった部分までもが自炊できるようになったという感想です。(逆をいえば趣味嗜好性癖がすべて詰まったものが作られやすいので最大の機密事項かもしれない)
その反面、自動的に絵を作ってくれるAIや作業の自動化で一瞬にしてソレを完了することに慣れてしまった人々はそのツールなしにしてゼロから絵を作ることができるのか。そうも問いたくなりました。
これは「本当にそれを行うのが好きな人」と「手段は問わないので完成すればいい人」の立場で意見が分かれることでしょうが、動画編集・画像編集の世界でも「そんな操作くらい自分の力でやれなきゃソフトの奴隷になるぞ」と思う機能多々あります。(主にA社)
ここでおさえておきたいのは、オートメーション化される前の方法を行うことができて、それでもツールを使うのか。ツールしか方法を知らず、それが無くなったら棒立ち無能になるのか。これは天と地ほどの差です。ツールを作る人々はどちらかというと前者ですから、構造的にはなかなか面白いものです。
新しく出てきたものに対してはいろいろ思うのに、生まれた時から既にある洗濯機に対してはあまり何も思わないあたり時代は繰り返すんですかねぇ。とりあえず、最低限デジタル健忘症にはならぬよう気を付けたいところです。
まだもうしばらく、梅雨の間くらいは遊んでてもいいかなー(まったく違う分野をインプットしている時のほうが刺激されてその後の意欲がわくやつ)
という感じでもうあと数日で5月が終わります。
もう6月。半年ですよ、半年。