20220910_パーキングエリアを巡ってきた話 と 中秋の名月

普段あまり走ることのない知多半島道路・南知多道路を走ってきました。

撮影日:2022年9月10日(土)
撮影時間帯:
気温:最高32.6 度 最低22.9度

pakapakaumaです。

知多半島道路(有料道路)のパーキングエリアがリニューアルしてから数年。
一度は見ておかないとなぁと思いながらも、普段あまり有料道路に乗らない人間なので日常的に行く機会があるかといえば。休憩施設なので、意図的に行こうとならなければそんなもんなんですかね。

他に何も予定がない日でしたので、大府と阿久比のものを観に東海市から知多半島道路に乗りました。この数年の間に各種メディアの取材や個人ブロガーの方々が店舗の紹介とかやっておられるのでこちらでは主観オンリーでブログを書こうと思います。



まずこちらは大府のほう。下り側です。リニューアルする前の状態をよく覚えていませんが、「あーなんか今風な感じ」というのが第一印象。下り側にはコンビニがあります。
大府市内のコンビニで釣り具を売っているところをほかに知らないのですが、ここにはありました。これから「海」へ行くひとの為の需要を満たすという位置づけでしょうか。

パーキングエリア裏手には白魦池という池があります。大府市の池を利用した普通の公園的なものです。

施設内レストランから池側を観ることができ、きれいに整備された歩道、階段があります。また柵などもない為歩いて池からパーキングエリア・パーキングエリアから池へ移動できてしまいます。(どうぞ自由に行き来してください的な)


しかし、実情は「パーキングエリアは有料道路利用者の為の休憩施設」であることからも現地の看板には行き来はご遠慮くださいと記載されていました。管理上の問題なんですかね、おそらく。白魦池側には池の散策路を利用するための駐車場が大府市の管轄として7台ほど整備されています。なお、車両は有料道路側⇔一般道側の往来ができません。


行き来できるようになっている理由は地元の方向けと書いてありました。
多方面から来るいろんな方が制限なく 外へ行くための駐車場代わりにパーキングエリアを利用したりすることを抑止する効果を期待してのことでしょうけど、どの程度の効果があるのでしょう…わざわざご遠慮くださいなんて書かなければならない事情があるのなら最初から繋げてしまわなければよかったのではとも感じました。最近こういうところ増えましたよねぇ。

このあたりは武豊のパーキングエリアを思い出します。昔の武豊パーキングは外から入ることができ、割と容認されていたようにも感じます。(現在は無理のようです。)

有料道路を使わなくともパーキングエリアの店舗等に寄ってみることができるのは愛知県内だと「刈谷ハイウェイオアシス」、隣の県だと「浜名湖のサービスエリア」がモデルになりますが、どちらも区域でぶった切ることなく一般道側・有料道路側ともに相互に利用が可能でちょっとおみやげ物買っていこうとか、サービスエリア飯食べていこうとか、そういう利用を促進しているように感じています。

残念なことに知多半島、観光を推進している割に他県のような道の駅に類する「土産物屋」があまりにも少ないように思います。一応、美浜には食と健康の館だったり、大府にはげんきの郷、イオンモールなどにも少ないながら土産物が置かれています。あとセントレアもそうかもしれませんね。しかしここに行けば必ず知多半島土産が買える保証があるお店として上位にランクインするのは、やはり有料道路の休憩施設なのかなとも思っています。

街のなかにある小さな知る人ぞ知る有名なお菓子屋のほうが、その地域に行った甲斐があるもんですし、「~へいってきましたクッキー」を買うよりも満足度が高いのは承知していますけど、そういうところって早い時間に閉まっちゃいますから最終的にはサービスエリアというのはよくある話かと思います。そういう需要もあるんじゃないかと思いますけどねぇ。

なんかせっかく新しくしたのにもったいないなぁと思うのは自分だけでしょうか…。


次に向かったのは同じく新しい建物になった阿久比のパーキングエリア。




こちらのパーキングも大府のそれと似たようなつくりです。
改装していくときにブランド化を意識したようで、この外観もその一環かもしれません。
建物上部にある白く塗装された部分、あれたしか「阿久比PA」って古いパーキングによくあるようなのが書いてあった気が。そういうのも古めかしいって消しちゃったんですかね。洗練されていないというか。


パーキングエリア巡りをしようと思ったのも、単に拝みに行くのだけが理由というわけでもなく、いわゆる「地域情報誌」「フリーペーパー」「観光案内」の類を収集に行こうというのが本来の目的だったりもしました。

このようなものも、役場・市役所・観光協会などに行けば時間はかかりますが同じようなものは置いてありますので回収可能ではありますけど、道路利用料に数百円を払えば一気に回収できるのでパーキングエリアへ来たというのもあります。


フルカラーで毎月紙の情報誌作るのもお金かかっていそうです。
特に市や町で作っている観光情報を年度で集約した案内というのは、その年度においてそれぞれの市町が何を表向きに発信したいのかが分かりやすい資料となります。

ほかにも企業主導で作っているフリーペーパーなども、それを発信することで何を循環させたいのかがなんとなく分かる資料となります。多分これはネットで膨大な量の情報と向き合うよりも単純明快かもしれません。なんたってこの時代にお金のかかる方法で印刷してまで作ろうとするような伝えたい内容なんでしょうから。

僕個人としては、このように発信されている内容から「まだ形になっていないところ」を見つけたく思います。これが難しいんですが笑


夕方でしたのでだんだんと人の減ってきている中、ごっそり持って帰る奴はどのように見られていたのか知りませんが、全部一冊ずつもらってきたら結構な重さになりました。
これ全部で今日の有料道路代チャラになるかもしれません。

あぁ、あと長方形に折りたたまれている広域道路地図なんかもいいですね。
スマホやカーナビで地図表示することがデフォルトのこの時代に紙なんてって思われる方もおられるでしょうけど、買うと高いんですよ道路地図。無料配布ふとっぱらです。


バサッと開くと見やすい大きさで広域情報がわかるのは暇なときに次の予定を決めるのに役立ちます。あとは、その時代にそこには何があったのかなんていうのも。googlemapは情報量多いですが、更新されると以前の地形や建物の情報が消えてしまうので、たまにこうやって道路地図をもらってきます。

そのあと、なんでもないパーキングエリアのポン置き動画とか撮っておりました。
涼しくなるのを待っていたらいい時間になってしまいました。

夕方の時点でだいたい24度とかでしたっけ。
この日は最低気温22度程度になる日でしたので、夜も外にいればだんだんと快適になってきていました。

次の場所へ移動します。


こちらは美浜のパーキングエリア。南知多道路区間のパーキングエリアです。
昼間から激混みするようなパーキングではないですが、夜にもなると更に静かです。
中秋の名月の日であることをすっかり忘れておりました。とてもよく見えます。

僕個人の趣味というか単なる好みなんですが、パーキングエリアはこういった感じのところが好きです。なぜかと問われるとコレって答えにくいものなんですけどね。簡単に申し上げるならば「こういうのを見て育ってきたから」という謎の安心感。
建築や配置・壁面の装飾などに昭和から平成にかけての時代の考え方が出ているんでしょう、おそらく。

それは新しくなった大府・阿久比のパーキングにも言えることなんだと思います。
平成の後期から令和に生まれた方々は、傾向としてああいう感じの建物を多く見てきていることでしょうから、そういうものが30代、40代になってきたときに「エモさ」として感じられるようになってくるのかもしれません。エモいっていう表現はもう古いっすかね笑



公園のゴミ箱を見かけることがほとんどなくなりました。最近ではコンビニもオーナーの方針でゴミ箱を設置しないところを見かけます。
いつか、パーキングエリアやサービスエリアのゴミ箱も消えるかもしれません。

「ゴミの持ち帰りは当たり前」という誰かが作ったあるべき論だけは自然と波及します。
前面に貼ってある文字の言語をみるからに、知多半島によく来る外国人客の傾向が見えます。

お菓子の自販機は全国的にどれくらい残って現役で稼働しているのでしょう。
安い自販機でたまに一緒にチップスターとかカロリーメイトを売っているものを見ることはありますけど、お菓子単体ってあまり多くはない印象です。

結構前には冷凍食品(レンチン)の自販機が事業から撤退しました。
そういうものがあったことを知らない方もみえるでしょうから、説明をしておきますと自販機で自宅で食べている冷凍食品の焼きおにぎりとか焼きそば、たこ焼きなんかが売っていて、買うと自販機内についている電子レンジ機能で解凍されて出てくるっていうやつです。ミシン目のついた紙箱にパッキングされていて、お菓子の箱を空けるみたにバリバリってミシン目で切ってそれを紙皿にして食べる感じ。中に小さいつまようじとか割りばしが入っていたと記憶してます。

そんな自販機も夜のパーキングエリア・サービスエリアでは重宝しておりました。ちょっと割高ではありますけども。全国的にはまだ多数派な古い休憩施設ではありますが、私生活においてはもうあまりこの形のサービスエリア・パーキングエリアを見かけなくなってきていたこの頃だったので、ちょっと「何か」が補給された感じがしています。


さて、せっかくの中秋の名月であるので予定になかったお月様撮影をどうしようか迷います。もう少し時間が早ければ月の位置が低いうちに聖崎公園あたりにいっていました。
だいぶ昇っちゃってますし、南知多道路の終端まで来ているので あんまりやっていない内海かなぁと「つぶてヶ浦鳥居」まで。きれいな満月でございました。


帰り道、内海のメインストリートでスーパーのヤナギであった場所がファミリーマートに化けているのを確認しました。「農家直売やさい村」に関しては元々あったような気がするのでそこは変更なし。内海周辺のコンビニ事情はそれまでローソン・セブンイレブンがあってローソンが無くなったときにはセブンイレブンのみでしたので、これで二店舗となりました。

とはいえ、スギ薬局が大きいので日中であれば何も困らないんですがね。


といった感じのそんな日の記録でした。

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