20190519_半田市 空の科学館

pakapakaumaです。

星空の写真を撮ることはしていても、ここのところドップリとその世界に浸ることはできてないなぁと思い プラネタリウムを観に行きました。


空の科学館は、小学校の社会見学ぶりです。
知多半島内では唯一のプラネタリウムがある施設ですが、長いこと来ていませんでした。こんなに近くにあるのに。

展示室やホール内は、「あぁ、そうそうこういう感じだった」と覚えている限りでほとんど変化が無いのにまず驚きました。

ホール中央部にあるのはダンベル型の投影機。
開館時からずっと使い続けているミノルタ製のMS-18 ATで、ホールの直径18m用であることが型番の由来とのこと。会館等と同じく経年で改修が行われるところも多い中、継続して使用されているのはそれはそれですごいことに感じます。

とはいえ、古い機種ですので名古屋市科学館にあるような「すごいものを観る」ことに重点を置いた投影は難しく 現行機にはいろいろと劣るところはあります。

プラネタリウムに何を求めに行くか。に尽きる話ですが、僕は派手な演出とか最新の技術とかはあまり興味ありません。すごいものを観るならば、実際に山奥とかで生の星空を観たほうがいい。どんなプラネタリウムにもそれを越すことはできないと思うので。

この日半田へは「生解説番組」を聴くという理由で行きました。

プラネタリウムの面白さのひとつに、解説してくれる番組があります。
自分で星のことを調べるとなると、目移りするような量の情報の中から必要なものをピックアップしなければいけない苦労があります。それを200円そこそこの料金で教えてくれる。
もちろん料金だけのことでなく、こちらのほうがメインなのですが、僕は星を撮りに行くとき大抵ひとりです。標高2000m付近まで行くと、無風のときはほとんど音が無い空間でとても静かです。昼間の観光地のように他の観光客と世間話をするとかいう機会も稀なので、ひとの話を聞きながら星空を観るということはなかなか無いのですよ。

ここは、「星に関する深夜ラジオ」を聴きながら星空を観ているような感覚に浸ることができる感じですね。半田のそれは、淡々と進む感じではなく星座の解説でスライドを出す際など、まだアナログ操作が残ります。なのでそのちょっとの「間」が心地よく感じました。
聴きに行く回や日によるかもしれませんが、地方のプラネタリウムはその地方ならではの話題を盛り込むこともあります。そういう日に当たればラッキーかもしれませんねぇ。

また季節ごとに行きたいと思いました。星撮りをする日とか、先にプラネタリウムに寄ってから行っても夏場なら遅くはないでしょうし。

 


– 半田空の科学館 –
□ 開館時間  9:00 ~ 17:00
□ 休館日  月曜,年末年始
□ 入館料  展示見学は無料。 プラネタリウムは番組により料金が変動。
半田空の科学館~投影番組案内~

※今回行った番組は、日曜・祝日の16:00、最終の回。
大人210円/子ども100円

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