pakapakaumaです。
今日は少しテスト撮影へ出かけてきました。
一個前の記事で紹介しましたFilmic Proというスマホアプリでの撮影です。
お昼過ぎまで自宅でだらだらしていて気づいたら15:00….
これではいかんと思いつつも曇り空。
遠出する気力も無かったので近くで済ませました。
知多半島と名の付くサイトなのにねー
今回の機材は一応サブでLUMIX G8を持っていきましたが、本題がスマホでの撮影なので
・iPhone SE
・スライダー(Koolertron 80cm slider)
・フラットベース雲台(Manfrotto 501)
この三点です。
さて、現地到着して間も無く雪。
今回は豊田市美術館でのテストです。
こういった建築が好きなところもあり、完全に趣味ではありますが屋外展示物などテストにはもってこいの場所です。
Filmic Proについては数年ほど前から使用していました。
多機能なのですよ、価格の割に。
メインのカメラが駄目になってもバックアップとしてなんとか使えるんです。(どうしてもの時だけ)
じゃあ今さら何でこの記事書くのかといえば、iPhone5からSE/128GBになったからです。
処理性能とストレージ容量の向上により、4Kを苦無く扱えるようになりました。
32GBのストレージで4Kなんて無理というもの
それともうひとつ試したいことがあったのです。
数年前くらいから海外のクリエイターが使い始めていたトランジッションの技法がありまして
日本でも浸透しきった今更なのですが、ズームイン・アウトトランジッションです。
これが正式名称なのかもいまいち不明なのですが。
こういうのです。↓
簡単にいうと、ワープに近いです。
通常ならありえないカットの飛び方をした2カット間をワープの要領でつなぎます。
この発想はすごいと思います、強引につなげちゃえるしアクセントになり不自然なカットでつながなくてもいい。
ただし手作業です。
Adobe製品では現状PremireProかAfter Effectsでの作業が可能です。
その前段階としては撮影時に必要なカットをそろえることです。
「現地点A」から、見通せる範囲にある「目標物B」へ切り替わるとした場合AのカットとBのカットが必要になります。
重要なのはBのカットのほうでしょう。ワープした先で見せたい映像の続きがあまりにも飛びすぎてるとスムーズな流れでは無くなりそうです。
※注意したいのはズーム操作や編集で1つのカットをズームしているわけではなく、2つのカットが必要ということです。
こういった撮影の場合、スタビライザー類にのせて移動するものが似合うのですがスライダーしかないのでこれで頑張ります。
スライダーを置ける場所があるなら、こっちのほうが安定してる半面遊べないので面白くないのです
早くTARIONあたりでいいから仕入れないと。
で、作ったものがこれです↑
普段はカットのつながりを意識せずに撮れるだけ撮っとけ作戦なのでこれは鍛えられました。
天気が悪いので景観的にはうーんってところですが、またひとつスキルが上がった気もするのでヨシとします。
iPhone5からSEのカメラ性能は特に目立った変化が無かったと思うので、まあこんなものかというところ。
処理性能は上がっているので、ホワイトバランスちょい修正くらいであればiPhone上でもストレスになりませんでした。
問題は帰ってからの編集なんですが、4Kで撮ったことを後悔しました。
これくらいの尺であれば耐えられますけど、まず編集機のスペック足りませんでした。
以下の編集画面にあるように、調整レイヤーを作成して画像の複製・反転エフェクトを多用して作ります。
ただでさえ重い4K素材に複数エフェクトかけたらそうなりますわ…
また何かで使うかもしれません。
ただし多用は禁物と自分に言い聞かせながら。
以上、携帯機種変に伴うテストとエフェクトのお勉強ネタでした。